私はコーヒーが好きです。
朝起きて最初の一杯、食後や仕事でちょっと疲れたときの一杯。コーヒーのある時間は、人生を豊かにしてくれるといっても過言ではありません。
また、眠気覚ましとして飲まれる方も結構な数いると思います。
しかしコーヒーは、一日に何杯も飲んでいると、地味に多額の出費になっています。
節約したいのであれば、コーヒーをやめるか、飲む回数を抑えればいいだけの話ですが、なかなかそうはいきません。
なぜか?
コーヒーは嗜好品であり「コーヒータイムを楽しみたい」から飲んでいる要素が強いからです。
節約したいのはもちろんですが、コーヒーをやめるのは幸せの逸失ですし、また、安いコーヒーでも「飲めたら良い」というものではなく、美味しく楽しくコーヒーを飲むことに意味があるのです。
本記事では、そんなコーヒー好きに、味を妥協せずにコーヒー代を節約できる、オススメの方法をご紹介していきます。
ポイント
- コーヒー代に結構お金がかかっているのわかっている
- コンビニでつい買ってしまう。けど、やめられない・・・
- 味に妥協せずに、コーヒー代を節約できないの!?
コーヒー代の節約に悩まれている方は、ぜひご覧ください。
では、いきましょう!
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コーヒー代はバカにならない出費
私はかなり前から毎日何杯もコーヒーを飲んでいます。
朝起きてすぐにコーヒーを一杯、平日なら会社に向かう前にもう一杯、以降、会社に到着して、ランチ後に、15時ごろのティータイムに、帰宅前に。
休日でも、こうして記事を書いている間にも、コーヒーは常に手元にあります。
コーヒーは日常に欠かせない存在
スタバなどシアトル系のカフェが、2000年ごろから日本でも流行りはじめ(セカンドウェーブ)、今はコーヒー豆の品質などにこだわる(サードウェーブ)スタイルになっています。
日本でも色んな美味しいコーヒーが出回るようになり、今はコンビニのコーヒーもすごく美味しくなってきました。
そういった流れもあって、日本でのコーヒーの消費量は増えており、統計によると、日本では一人当たり11~12杯/週ほどのコーヒー消費量があるようです。
コーヒーを飲まない方も含めてこの消費量なので、実態としては一日2~4杯程度飲んでいる方が多いのではないでしょうか。
このように、コーヒーは日常生活になくてはならない存在になっています。
コーヒー代の出費はバカにならない
一方で、コーヒーにかかる費用は、毎日飲んでいると実は結構高くなります。
一日2~4杯飲んでいると、スタバやタリーズでコーヒーを買うのはもちろん、缶コーヒーでも毎日飲むと結構家計を圧迫している存在だということがわかります。
節約という観点がなかった以前の私は、仕事の休憩ごとに缶コーヒーを1本ずつ、毎日計5、6本は買っていました。また、温度が変わると不味くなるという理由で飲み切らないこともしばしば。
120円の缶コーヒーを一日およそ5、6本買っていたので、月20日出社したとしておよそ、
120円 × 5本 × 20営業日 = 12,000円
ほど、毎月コーヒー代に消費し、家計を圧迫していたわけです。
そんな私も、結婚を機に節約に観念が生まれ、コーヒーについても支出削減の対象となりました(そういった方は多いのではないでしょうか)。
コーヒー代は節約できても美味しくないと意味がない
しかし、節約だけを狙ってコーヒーを選ぶことはオススメできません。
節約のことだけを考えるのであれば、結論安いインスタントコーヒーを飲んでいればかなり安く抑えられます。しかし、節約のためとはいえ、味も香りもしないようなコーヒーを毎回飲んで、意味があるのでしょうか?
前述した通り、コーヒーは本質的に嗜好品なので、飲めればOKというものではなく、自分が納得できる美味しさのコーヒーである必要があります。
つまり、節約効果だけでコーヒーを選ぶと、本来の目的を見失ってしまうわけです。
実はコーヒー代の節約をはじめる以前、私は日々飲むコーヒーの味にはそこまでこだわってはいませんでした。
もちろん、カフェで飲むコーヒーの方が缶コーヒーが美味しいとは思っていましたが、知恵を絞ればカフェで飲むコーヒーを自宅で再現できるとは思ってもいなかったですし、再現する手間をかけようとも思っていませんでした。ですから、カフェよりも缶コーヒーの方が節約になるとすら思って、缶コーヒーを飲んでいたわけです。
そして、コーヒー代の節約を考えるプロセスで、味も妥協しないように考えるうちに、少しの手間で節約も味も両立できる方法を見出したわけです。
節約を意識するようになった今では、缶コーヒーは一切買わず、自宅でも外出先でも自分で淹れたコーヒーが一番好きになり、かつ月間2,000円程度のランニングコストに収まるようになっています。
結果的に年間12万円の節約になり、かつ美味しいコーヒーを手に入れたわけです。
本記事をご覧のみなさんも、「節約と味の両立なんてムリ」と思わずに節約方法を考えて頂きたいと思います。
それでは、コーヒー代の節約方法をいくつか見ていきましょう。
オススメのコーヒー代節約方法
主なコーヒーの節約の方法は、ざっと下表の通りになるかと思います。
■コーヒー代の節約方法一覧
節約方法 | オススメ度 | 味 | 1杯の費用 | 費用(月間) | 初期費用 | 備考 |
缶コーヒー | × | 130円 | 11,700円 | - | ||
---|---|---|---|---|---|---|
まとめ買い | × | 50-100円 | 4,500-9,000円 | - | ||
インスタントコーヒー | △ | 10-15円 | 900-1,350円 | - | ||
ネスカフェ(バリスタ) | ○ | 13-36円 | 1,170-3,240円 | 4,054円- | ||
ネスカフェ(グスト) | ◎ | 55-150円 | 4,950-13,500円 | 6,090円- | ||
コーヒーメーカー | ◎ | 15-50円 | 1,350-4,500円 | 10,000円- | 安すぎるコーヒーメーカーはオススメしません |
※1日3杯=90杯/月飲むと仮定
※コーヒーメーカーの1杯は豆8g消費(1杯170-190ml、缶コーヒーと同程度)で計算
ここまでお伝えしてきた通り、節約の観点だけでなく、コーヒーを飲む個々人の満足度も重要なファクターです。
そのため、
着目ポイント
- 味
- 手間
- マシンなど初期費用
- 一杯あたりの費用(ランニングコスト)
オススメ度はこれらのバランスで決めています(味の部分が主観的になるのはご容赦ください)。
では、これらのコーヒー代の節約方法について、私の経験も含めて順に紹介していきます。
最初にお断りしておきますが、私の一番のオススメは「全自動コーヒーメーカーの購入」です。その後のランニングコストは常に安く、質の高いコーヒーが飲めるため、初期費用が高かったとしても、すぐにペイするからです。
缶コーヒーをまとめ買いで節約
コーヒー代を節約すると決めて一番最初にはじめたのが、缶コーヒーをまとめ買いする方法です。
スーパーや楽天/Amazonなどでまとめ買いすることで、1杯あたりの単価を抑えて節約することができます。フタを閉められる400mlのものを買うと、持ち運びやすいですし、飲み残しは極端に減ります。
ただし、1杯あたりの単価が低いとは言えないため節約効果が薄く、また味が良いとは言えません。
「ほとんど味にはこだわらないし、コーヒーを淹れる手間は一切かけたくない」という方は、お気に入りの缶コーヒーをまとめ買いすると、それなりに節約効果があります。
インスタントコーヒーで節約
コーヒー代節約の次なる段階は、インスタントコーヒーへの切り替えでした。
インスタントコーヒーはそもそも、コーヒー抽出後の液を凝縮した粉で、お手軽にコーヒーを楽しむために作られたものです。
お湯を淹れるだけで飲める簡単なコーヒーの飲み方で、コーヒー豆のカスが出ないようになっています。
都度淹れるコーヒーに比べると美味しくないですし、お湯を沸かすなどコーヒーを淹れる手間はかかりますが、インスタントコーヒーは単価が安いため、節約効果はバツグンです。
「多少手間をかけてもいいから、とにかく節約したい」という方は、インスタントコーヒーを買うのがベストだと思います。ただし、なるべく味に納得ができる範囲の価格にしましょう。
ネスカフェのコーヒーマシンで節約
本格コーヒーではないですが、上記2つの方法よりも美味しくコーヒーを飲む方法として、ネスカフェのコーヒーマシンを紹介します。
マシンというと、なにやら少しコストがかかりそうな気がしますが、実はそうでもないのです。
ネスカフェバリスタはインスタントコーヒーの最高峰
インスタントコーヒーを淹れる手間が気になる方は、ネスカフェバリスタをオススメします。
ネスカフェバリスタを使えばそのプロセスを省略することが可能ですし、インスタントコーヒーを自分で淹れるよりもそれなりに美味しく飲めます。まさに「バリスタがインスタントコーヒーをおいしく淹れてくれる」イメージです。
インスタントコーヒーを使っているので単価が安く、節約効果が良いにもかかわらず、水を補給するだけしか手間はかかりませんし、それなりに美味しいです。
マシンの購入が初期費用としてかかりますが、コーヒーの定期便に申し込むとマシンは無料になります。どうせ継続的に飲むでしょうから定期便にするのが得策です。
「インスタントコーヒーを少し美味しく飲めればOK」なら、バリスタは最良の選択でしょう。
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ネスカフェドルチェグストは多様なコーヒーが飲める
ドルチェグストは、バリスタと同じくネスカフェのコーヒーマシンです。
バリスタとの違いは、カプセル式でコーヒーを抽出している点です。インスタントコーヒー式のバリスタと根本的に異なり、カプセル内には豆から挽いたコーヒー粉が入っており、コーヒーを酸化から防ぐために光や湿気から守られた状態でカプセルに封入されています。
同じネスカフェ提供のマシンですが、ドルチェグストのコーヒーは香りや風味が落ちないので美味しいわけです。
また、色んなタイプのカプセルがあり、抹茶ラテなどコーヒー以外も楽しめるのも特徴ですね。
インスタントコーヒーでは満足できないけど、豆を選んだり買ったりが面倒なのであれば、ドルチェグストを選択すると満足度は高いと思います。バリスタと同じく、定期便に申し込むとマシンは無料になり、非常にお得です。
ただし、インスタントコーヒーに比べると、節約の観点ではだいぶ劣ります(缶コーヒーよりも高いカプセルも多数)。
「インスタントより上質なコーヒーが飲みたいが、手間はかけたくない」という方にオススメできる選択肢です。
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全自動コーヒーメーカーで節約
コーヒーの味と節約の両立を目指した結果、最終的に私が選んだのは「全自動コーヒーメーカーの購入」でした。
コーヒーメーカーで作るコーヒーは、味の良さ・利便性はもちろんのこと、節約効果においてもかなり優れているからです。
豆を挽いて淹れたコーヒーの美味しさには、缶コーヒーやインスタントコーヒーは太刀打ちできません。加えて、コーヒー豆はインスタントコーヒーを買うのと同等の価格で買うことができ、コーヒーを淹れる手間はほとんどかからりません。
「コーヒー豆を買う」というと、お金がかかる趣味性の高い行為のように思えますが、実はコーヒー豆の購入が最も節約できます。
コーヒー豆は、それなり質の高いものでもインスタントコーヒーと大差ない価格で買えるので、節約効果はバツグンです。
豆自体は粉を買うのと価格は変わりませんので、コーヒー豆を挽くところから抽出まで行ってくれるコーヒーメーカーを買うのが、最も美味しくコーヒーを飲むことができると思います。
また、淹れ方にこだわりがない限り、手間の部分を考えると、淹れたあとのコーヒーフィルターの処分や事前準備が必要ない全自動のコーヒーメーカーをオススメします。
以下、余計な手間がかからないコーヒーメーカーを2つ紹介します。
■美味しいコーヒーは「豆から」が正解
結局のところ、コーヒーの味は抽出時の「コーヒーの鮮度」に大きく依存します。
コーヒーの鮮度は、時間に比例して落ちます。
- 焙煎してからの時間
- 挽いて(豆→粉)からの時間
- 淹れてから飲むまでの時間
それぞれの時間が短いほど、コーヒーの鮮度が保たれます。
豆を焙煎してから抽出するまでの劣化をできるだけ抑えられれば、美味しいコーヒーを飲むことができます。
正直な実感としては、買った時点での豆が腐りかけの酷い状態でなければ、スーパーとかで売っている量販の豆でも香り高いコーヒーが出来上がります。
スーパーの量販品だと品質が落ちそうに感じますが、間違いなく美味しいといっても過言ではないほど、豆を挽いた直後に淹れるコーヒーは美味しいです。
粉を買うよりも豆から買った方が、間違いなく良いですね。
ドリップ式のコーヒーメーカー
日本の喫茶店や家庭用コーヒーメーカーの多くはドリップ式です。
ドリップ式のコーヒーメーカーは種々ありますが、最もオススメしたいのはパナソニックの全自動コーヒーメーカーです。
本体価格は安いままに、フィルターレス(ドリップペーパーが不要)/浄水機能など、他のドリップ式コーヒーメーカーを圧倒的に凌駕する機能を搭載しています。
さすがパナソニックです。
ただ一点だけ、私が個人的に難点だと感じたのは、毎日ドリップ後のコーヒーカスを捨てる手間があること・・・これはドリップ式の宿命ではありますが、私は面倒だと感じました。
ちなみに、私の実家では、この全自動コーヒーメーカーを使っています。
エスプレッソ式のコーヒーメーカー
一方で、私が最もオススメするのは、エスプレッソ式のコーヒーメーカーです。
私は2015年くらいから、デロンギ(De'Longhi)の全自動コーヒーメーカーを使っています。
エスプレッソというと、多くの日本人が「あの苦くて濃い飲み物でしょ?」と思うのですが、それは間違いです。
ドリップ式かエスプレッソ式かは抽出方式の違いでしかなく、多くの方がイメージするような(濃くない)普通のコーヒーをエスプレッソ式のコーヒーメーカーで飲むことはできます。
特に、デロンギ(De'Longhi)のコーヒーメーカーの中には「カフェジャポーネ」という日本人向けにドリップ式を取り入れた抽出方法を備えているものもあり、馴染みのある味を再現できるようになっています。
また、ドリップ式のコーヒーメーカーと違い、コーヒーカスが自動で排出され、カス捨ての手間もかからないのもポイント高いです。
最初は、他のコーヒーメーカーと比べて、初期費用の高さが目についたので手を出すか迷いましたが、「手間のかからなさ」「カフェメニューの豊富さ」などを考えると、非常に重宝します。デロンギ(De'Longhi)の全自動コーヒーメーカーはカッコいいのも魅力ですね。
他にも家庭用の全自動コーヒーメーカーを出している会社はあるのですが、人気・知名度・値ごろ感・ルックスの点で、デロンギ(De'Longhi)をオススメします。
アウトレット品も出ているので、公式サイトもチェックした方がよいと思います。
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かくして、デロンギ(De'Longhi)のコーヒーメーカーを購入したことで、なぜ今までコーヒー/エスプレッソを買って飲んでいたのかわからなくなるくらい、快適なコーヒー生活が始まりました。
節約したコーヒーをマイボトル持参で出社
節約のために、私はかれこれ5年以上、毎日家で淹れたコーヒーを持って出社しています。
その際に持っていくマイボトルを買う前に、気になったことがありました。
それは、
「水筒」でコーヒーを飲むのはダサくないか?
マイボトルを洗うのが面倒ではないか?
ということです。
節約のためとはいえ、せっかく美味しいコーヒーを飲むわけですから、できるだけオシャレで性能が良いマイボトルで飲み、余計な手間は避けたいところです。
マイボトルは「機能性」と「デザイン」で選びたい
マイボトルを選ぶ際には、以下の3つを気をつけるといいです。
- 保温性が高いこと
- なるべく小さくて軽いこと
- 人に見せたくなるデザインであること
毎日のことですから、万全の体制でコーヒーを飲むべきです。
そこで私が選んだのはこちらのマイボトルです。
このボトルは、コーヒー専用に作られており、
- デザインがオシャレ(小学生感がない)
- 飲み口が広い(香りを感じやすい)
- テフロン加工(コーヒー渋がつかない)
のが特徴です。
他にもコーヒー専用のボトルがありましたが、デザインが秀逸だったので即買いでした。
価格もお手頃で、非常にオススメです。
マイボトルは毎日しっかり洗うべき
このボトルを使って、はや5年ほどたちますが、性能の劣化はありません。
しかし、テフロン加工であっても、日々洗うことを怠るとコーヒー渋は蓄積していきます。
これについては、缶コーヒーを買って飲むことに比べて唯一デメリットといってよいでしょう。
少し手間はかかりますが、日々のコーヒーの香りを楽しむために、マイボトルの洗浄だけはしっかりすることをオススメします。
まとめ
以上、コーヒーの節約について書いてきました。まとめると、
- コーヒー代の節約は案外家計を圧迫している
- コーヒーは節約するだけだと満足度が下がる
- 納得できるラインで節約と質を両立することが大切
私は、デロンギ(De'Longhi)の全自動コーヒーメーカーを使うようになってから、節約になったのはもちろん、飲むコーヒーの質が向上しました。
細かく言うと、マイボトルを洗う多少の手間は増えましたが、節約+コーヒーの味が向上したことを考えると、十分にプラスのお買い物でした。
少しコスパ計算すれば、ネスカフェバリスタや全自動コーヒーメーカーでコーヒーを飲むことは、その初期投資に見合うものだということがお分かり頂けるのではないかと思います。
なお、デロンギ(De'Longhi)のコーヒーメーカーの購入は、デロンギ公式オンラインストアがお得です。
炭酸水も隠れた金食い虫です。炭酸水の節約についてもぜひご覧下さい。
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