少子高齢化、第4次産業への出遅れなど、日本経済に不安が広がっています。
サラリーマンである私は、この不安に立ち向かうべく、副業に力を入れています。
2018年は、政府が「働き方改革」を掲げ、厚生労働省が就業規則のモデルに副業・兼業についての項目が追加されました。日経新聞でも「大副業時代の幕開け」などと報じてましたね。副業や複業(同時に複数の事業を営むこと)、兼業などを国民の多様な働き方の一環として推奨され始めています。
「副業を開始した」「本業と副業の収入が同じくらいになった!」という話も、私の周りでは聞こえてきます。
でも、実際に副業を始めるとなると、本業と副業のバランスをとるのが難しく、副業にも時間がとられてしまい、ただ忙しくなってしまうだけというリスクも・・・。
そこで、今回は副業を検討しているけど、本業に手一杯で副業なんてできない、副業のアイデアなんて持ってない、そもそも楽に稼げる方法はないの!?というサラリーマンに、手間をかけずに楽して簡単に稼げる「シェアビジネス」副業をご紹介していきたいと思います。
ポイント
- シェアビジネスは5分類あり、色んな遊休資産がシェアビジネスになる
- シェアビジネスは、遊休資産を活用してお金を稼ぎ出せる
- 本業に忙しいサラリーマンに、シェアビジネスでの副業は最適
では、いきましょう!
シェアビジネスはサラリーマンの副業に最適
シェアビジネスは遊休資産の活用で稼ぐ
シェアビジネスを理解するにはまず、シェアリングエコノミーとはどのようなものなのかを知る必要があります。
シェアリングエコノミーとは、空き部屋や車など有形のものから、家事代行や犬の散歩のような無形の労働力のものまで、「誰かが保有している(が、普段使っていない)遊休資産を貸出し、それを必要とする誰かが借りる」という経済の概念です。
この「貸したい」「借りたい」によって、お金を稼ぐのがシェアビジネスです。
車を例に考えると、普段は土日にしか乗っていない人にとっては、平日は車がムダに放置されている状態にあると言えます。そこで、普段使用しない平日は誰かに貸し出すことで、車という財が有効に活用されることになります。このとき車を貸す人にはお金が入り、車を借りる人はお金を払います。また、こういった取引の場を提供するプラットフォーム運営者には仲介手数料が発生します。
サラリーマンはシェアビジネスを副業の軸にするべき
副業で収入を増やしたいサラリーマンは、このシェアビジネスをできる限り活用するべきだと考えています。
上述の通り、シェアビジネスは、現在所有されている遊休資産の活用がテーマです。シェアビジネスでの副業は、持っているだけでムダになってしまっているものを活用するだけでよいからです。一般的に副業というと「本業に加えて別のところで働く」というイメージを持ってしまいますが、シェアビジネスでの副業は、自分の時間を犠牲にせず初期投資も必要なく、楽して簡単にお金を手にすることができるわけです。
これが、私が副業したいサラリーマンがシェアビジネスから始めるべきだと思う理由です。
シェアビジネス5分類
シェアビジネスで世界的に有名なのはAirbnbとUberですが、それ以外にも多くのシェアビジネスが存在しています。シェアビジネスでは、色んな資産や権利がシェアの対象となります。シェアリングエコノミーは、以下のように5分類して説明できます。
- 場所のシェア
民泊や会議室、駐車場などのシェアが「場所」のシェアに該当します。
普段利用していない「場所」を提供することで、既存のビジネスで提供されているよりも安い価格で利用することができます。- 移動のシェア
有名なシェアビジネスUberはこの「移動」のシェアに該当します。
日本では法整備が進まず、Uberは広がっていませんが、今後大きな市場となることが予測されます。- リソースのシェア
労働力や特定の能力を貸し借りする「リソース」のシェアもシェアビジネスになります。
買い物や犬の散歩の代行などちょっとしたものから、プロジェクト単位での仕事など、規模もさまざまです。- モノのシェア
日本で大人気のメルカリは、この「モノ」のシェアに分類されます。
以前はリアルなフリーマーケットがメインでしたが、今ではインターネット上で売買できますし、洋服や車などのレンタルもあります。- お金のシェア
ソーシャルレンディングなどが、これに当たります。お金もシェアできる資産というわけです。
個人単位の少額の預金は、銀行口座に眠らせておかずにシェアすることでビジネスになるわけです。
副業で収入を増やしたいサラリーマンとしては、これらの中で、本業に集中しながらできるだけ手間をかけずに稼げる副業を探していくのが得策になります。
ここから、上述した5分類に合わせて、サラリーマンの副業に適したシェアビジネスをご紹介していきたいと思います。
場所のシェアビジネス
民泊をはじめ、駐車場や会議室など、普段使っていない「場所」の貸し借りのサービスは、Airbnbが最も有名ですね。空き部屋を宿泊施設として提供することができ、全世界で利用者が増加しています。
また、民泊ではないですし、個人間ではありませんが、シェアハウスとして「オークハウス」なども、場所のシェアビジネスとして有名です。
海外では他にも、HomeAwayやLoveHomeSwapなど、民泊サービスがいくつかあります。対価をお金で支払うのではなく、語学を教えたり、家事を代行したりなど、自分の持っているスキルを対価とするWorldpackersというサービスもあります。
副業としての「場所」のシェアビジネス
この「場所」のシェアビジネスは、自身が稼働することはほとんどないので、楽して簡単に副業で収入を増やしたいサラリーマンには最もオススメしたいシェアビジネス副業です。
■民泊
日本では、旅館業法に抵触する/しないでモメて、Airbnbは現在、登録業者(申請はそんなに難しくないみたいですが)しか運営できない状況です。
■貸し会議室
一方で、イベントや貸し会議室などの目的で貸し出すのは合法です。「スペースマーケット」というサービスが広がっています。特に空室をお持ちの方だけでなく、収益が見込まれる空室を又貸しして稼いでいる方もいます。
■駐車場
また、普段使わなかったり、時期・時間帯によって使わない、そんなスペースを駐車場としてシェアできる「特P」や「akippa」「軒先パーキング」などのサービスも、シェアビジネス副業として活用できます。ちゃんとした駐車場でなくとも、ちょっとしたスキマがあればバイク用にシェアできますし、賃貸スペースでも所有者の許可が得られれば、貸し出すことは可能です。
■物置
モノが多く、自宅に入りきらない方にスペースをシェアするサービスとして「モノオク」があります。部屋や駐車場のように、広いスペースでなくとも貸し出すことができるわけです。自宅近辺に住むご近所さんなどからの需要があるのではないでしょうか?置いておくだけでよいので、面倒なこともないですし、オススメできます。
■ロッカー
都心であるほどコインロッカーは少ないことは周知かと思います。そこに目を付けたのが「ecbo cloak」。店舗にある空きスペースをコインロッカー代わりに使って荷物を預かることができます。また、預かる費用をもらうことができることはもちろん、店舗へのスムーズな集客を図ることもできます。繁華街や駅の近くに店舗をお持ちの事業者さんだと、結構な需要があると考えられます。
また、鍵の受け渡しを自動化できる「KEY STATION」のようなサービスもありますので、場所のシェアビジネスを始める方にとっての手間は、どんどんかからなくなってきています。
場所のシェアビジネス副業のポイント
この種類のシェアビジネスは、サラリーマンには非常にオススメしたい副業になります。
民泊は難しくとも、貸し会議室や駐車場のシェアは免許を必要としませんので、参入しやすいシェアビジネスです。
遊休地がない場合でも、貸し会議室や駐車場であれば、又貸しを前提としてビジネス化することも可能です。
「スペースシェア」参考記事
移動のシェアビジネス
「移動のシェア」で一番有名なのはUberです。
スマホで簡単に、かつ通常のタクシーよりも格安で配車できることから、全世界的にサービスが広がりました。コンセプトは異なりますが、Lyftも「相乗り」という形でサービス展開しており、同様のサービスと言え、Uberの後を追っています。移動に関するシェアビジネスは、車以外にもSpinlisterという自転車の貸し借りを行うサービスなどもあります。
副業としての「移動」のシェアビジネス
この「移動」のシェアビジネスも、自身が稼働することはほとんどありません。車やバイクをお持ちの方には是非始めて頂きたいシェアビジネス副業です。
■Uber
最も有名なのは、Uberですね。車に乗るのが好きな方にはもってこいです。ただ、現在の日本の法規制上、Uberのドライバーは、道路運送法の規定により、営業資格を持つドライバー以外がUberのドライバーになることはできません(いわゆる白タク扱いとなり違法です)。残念ながら、一般のドライバーが自家用車をUberに登録し、送迎行為をすることはできません。こちらは法改正を待つしかありません。
■個人間カーシェア
事業者がカーシェアビジネスをやっていることは有名ですが、個人間カーシェアというのがあるのはご存知でしょうか?「Anyca(エニカ)」がトップブランドで、docomoも「dカーシェア」といったサービスを提供しています。使っていない車を個人間でシェアして対価を得る形なので、Uberのように自分自身が稼働する時間を奪われないため、完全な不労所得です。車をお持ちの方にはオススメです。
私も自分が所有している車を「Anyca(エニカ)」と「dカーシェア」でシェアしており、月2~3万円ほど定常的に稼いでいます。
移動のシェアビジネス副業のポイント
この「移動」のシェアビジネスについても、「場所」のシェアビジネス同様、楽して簡単に稼げる副業という点でサラリーマンにもとっつきやすいです。
観光地はもちろん、都心でのカーシェアの需要は高いので、車を持っているサラリーマンの方は検討すべきです。
地方の過疎化に伴いUberの法規制もゆるくなるでしょうから、移動のシェアビジネスには注視しておくとよいと思います。
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リソースのシェアビジネス
リソースのシェアは、副業が推進されつつある根源となっている、近年の人手不足への解決策となることが期待されている領域です。
副業としての「リソース」のシェアビジネス
リソースのシェアは、時間を切り売りするわけですから、シェアビジネスとして楽して簡単な副業、とはいきません。自身のリソースは有限で遊休資産ではありませんので、モノや場所のように、資産それ自体が稼いでくれるわけではないからです。
ただし、自身に特異な能力があったり、そのリソースを使うことが苦でないのであれば、十分に稼げる有効な副業となるでしょう。
■タイムチケット
タイムチケットは、30分単位で時間の売買ができるサービスです。
大学生からサラリーマン、主婦など誰でも気軽に時間を30分から売買できます。会員数は10万人を越え、すでに販売チケット枚数は3万枚以上となっているようです。単価が1,500円~300,000円と幅広く、チケット販売側が持っている知識に応じた値付けができます。
単純労働でもいいですし、以下で紹介する「プロの副業」のような高付加価値の仕事も販売できるので、個人の裁量でかけられる時間や内容をコントロールできるので、融通が利きやすいのが特徴です。
■Uber Eats
あの宅配サービス「Uber Eats」の配達を行う、Uber Eats 配達パートナープログラムです。Uberでの白タクは違法になる一方で、「Uber Eats」の配達業務は違法にはなりません。自分の時間が空いているときだけ、副業として配達することができるので、副業としての効率は非常に高いと思います。
朝だけ、夜だけ、土日のみなど、好きな時間に配達ドライバーとして働くことができるので、Uberは本業の邪魔にはなりづらいので、副業としては最適です。
好きな時間にボーナスタイムのようなものがあったりするので、タイミングによっては高収入になることが見込まれます。
自転車、原付バイク、軽貨物車両で配達パートナーとして登録することができます。 配達中はあなた一人の時間。
空き時間を有効に活用できます。学生や主婦の方も大歓迎です。
■Saleshub(セールスハブ)
「Saleshub(セールスハブ)」は、人と企業にマッチングさせるサービスです。
知り合いや手持ちの人脈の中から登録されている企業に紹介したり、契約のお手伝いをすることで報酬が得られる仕組みです。
アポイントをセッティングするだけで最低10,000円~の報酬が得られますし、契約に至った場合に高額な報酬が得られる案件があるのも特徴です。
手持ちの人脈から紹介するだけで報酬が得られるので、手間のかからないシェアビジネス副業といえます。
営業職の方や人とのつながりが多いフリーランスは稼ぎやすく、オススメです。本サイトからのマッチングで、さらに3,000円がもらえます。
■プロの副業
「プロの副業」とは、プロ人材の為の本業を活かした副業紹介サービスです。
つまり、本業としてやっている仕事の知識や経験を副業として活かせる案件を紹介してくれるというわけです。
まったく異業種のものを副業にするわけではなく、今持っている知識をそのまま使えるわけですから、空き時間活用型の副業の中では報酬が高く効率も良いです。
手軽さはありませんが、まとまった収入が欲しい方や高効率で稼ぎたい方にオススメです。専門性が高い職種の方ほど高単価になりやすいので、よりオススメ度は増します。私自身も専門職ではないにもかかわらず、月20万円ほどの収入を得ています。
リソースシェアビジネス副業のポイント
この形のシェアビジネスでの副業は、主題である「楽して簡単に稼げる」には反します。自分が稼働する以上、手間をかけなければいけないですし。
ただ、副業を真剣に考え始めたサラリーマンには、うってつけだと思います。特に「プロの副業」については、副業OKのサラリーマンこそ報酬が高くなるので、チャレンジすることをオススメします。
いずれも登録は無料ですので、一度登録しておき、どういった案件があるのか見てみましょう。
モノのシェアビジネス
「モノ」のシェアで代表的なものは、日本で有名なメルカリです。サービスの提供はスマートフォンアプリを使って行われており、手軽に出品・購入することができるのが魅力です。ネット上のフリーマーケットとして、日本では完全にインフラ化しましたね。
副業としての「モノ」のシェアビジネス
こちらは楽して副業として稼げられそうなものは、まだ少ない状況です。主にモノを売買することがメインだったからでしょう。
■カリトケ
高級時計を貸し出す「カリトケ」というサービスがあります。手放さずに貸すことで収入を得ることができます。「カリトケ」のように、売らずにお金に換えることができるプラットフォームはまだ少ないですが、今後出てくるでしょう。
また、シェアビジネスではないですが、メルカリを使った副業として、
■せどり/輸入
いわゆる「転売ビジネス」です。人気のある商品を安く仕入れて、メルカリやヤフオク、フリーマーケットなどで高く売ることで利益を得る方法です。
商品を購入するための資金が必要ですが、初期投資もかかりません。その商品にについての相場を理解していれば、高い確率で稼ぐことができます。特に、海外では安く国内で高く取引されている商品を見極めることができ、ほぼ専売化のような形にできれば、さらに大きな利益にできると思います。
売れる商品への情報収集力が高ければ、継続的に収入を得られる副業としてオススメできます。
モノのシェアビジネス副業のポイント
メルカリやオフオクでのせどりは、これまで一般的な副業として定着していますが、在庫リスクや発送の手間など、楽で簡単な副業とはいきません。
一方で、ご紹介した「カリトケ」のようなものであれば、今ある資源でサラリーマンでもシェビジネス副業が可能です。
ブランドバッグなども対象となっていくと思いますので、使っていないブランド物をお持ちの方は、今後注目しておくとよい分野だと思います。
お金のシェアビジネス
お金もシェアビジネスに活用可能な資源です。
使っていないお金を貸したり出資する行為は、これまで銀行や証券会社の仕事でしたが、これも個人が参加できるシェアビジネスになり始めたわけですね。これを「クラウドファンディング」と言います。そして、この「クラウドファンディング」を副業にしましょう、ということです。
日本で「クラウドファンディング」と言われる場合は、購入型クラウドファンディングのことを指すケースが多くわかりにくいので、副業となり得る「ソーシャルレンディング」と合わせて定義を紹介します。
■クラウドファンディング
購入型・寄付型・融資型・株式型など複数種類があり、P2Pで資金を集めるファンディング全体のことを指します。
■ソーシャルレンディング
クラウドファンディングのうち、融資型のクラウドファンディングのこと。提供した資金に対し、分配金を付けて資金を返済してもらいます。
副業としての「お金」のシェアビジネス
クラウドファンディングのうち「ソーシャルレンディング」を活用すれば、楽して簡単に稼げる副業になります。
■ソーシャルレンディング
ソーシャルレンディングの事業者は、数十を超えるサービス事業者があるので迷うところですが、「SBIソーシャルレンディング」や「クラウドクレジット」「Funds」「クラウドバンク」など、大手を選択しておけばOKでしょう。
「ソーシャルレンディング(お金のシェア)がシェアビジネス?副業じゃなくて、投資じゃないの!?」と思われるかもしれません。確かにその通り、お金でお金を生むので投資の一部です。元本割れリスクも当然あります。
直観的に、お金をシェアすることに抵抗がある方もいると思います。一方で、副業としては非常に効率的です。ソーシャルレンディングはシェアビジネスの中で一番自分が介在する必要がないシェアビジネスだからです。
お金のシェアビジネス副業のポイント
土地にしろ車にしろ、財を消耗してお金に変換する(元本が棄損するリスクがある)では、同じことです。
もし「お金のシェア」に対して違和感があるのであれば、お金や財に対しての固定観念を考え直してみるのがよいと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
まとめると、
- シェアビジネスは5分類あり、色んな遊休資産がシェアビジネスになる
- シェアビジネスは、遊休資産を活用してお金を稼げる
- 本業に忙しいサラリーマンに、シェアビジネスでの副業は最適
- いくつかのシェアビジネスを組み合わせると10万円くらいは稼げる
シェアビジネスは、日本でもどんどん広がりを見せています。法整備の関係もありますが、政府も今後の推進に意欲的ですし、シェアビジネスに秘められた可能性は非常に大きいです。
ちょっとした副業として少額でも収入を得るというのであれば、シェアビジネスはサラリーマンの副業として最適だといえます。実際にシェアビジネスを副業として稼いでいるサラリーマンは、どんどん増えてきています。私もその一人です。
これ以外にも、様々な切り口で様々なプラットフォームが立ち上がってきています。このページをご覧頂き、ご自身の周りを見渡して、お持ちの資産がシェアビジネスにならないかぜひ確認してみて下さい。
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また、その車を駐車しているスペースも、簡単な副業収入に転換できます。